私は2018年に入ってから日本株の割合を増やしてきました。2018年8月の時点で資産の約20%が日本株となっています。配当金を増やしたいという欲望があったのですがある程度自分の選択した銘柄を保有したときに、大きく値上がりする銘柄もあるんだなと感じました。
配当金を増やしたいと考えた理由

数千万の資金を投入して配当金を得る戦略はとても有効ですが私にはそこまでの資金はありません。これがサラリーマンならどんどん資金を投入できますがパートで仕事をしているので資金捻出は難しいです。
そこである程度上昇した株については売却した方が良いと考えました。
2020年東京オリンピックまでの日本株の仕込み時
オリンピック需要という言葉もありますが、私もある程度期待していて株価にしても伸びていくんじゃないかと考えています。しかし東京オリンピックを境に日本株は停滞もしくは下落の傾向になるような気がしています。
つまり東京オリンピックまでは日本株でキャピタルゲインを得ることは比較的簡単ではないかということです。株価なんて上がったり下がったりするので何ともいえませんが私は上昇する可能性が高いとみています。
2018年8~12月あたりは東京オリンピックに向けての最後の日本株の仕込み時ではないでしょうか。
オリンピック銘柄に投資しなくてもいい
検索で「株 オリンピック関連」とするといくつもの紹介ページが出てきます。建築・建設・不動産・交通・インフラ・観光・民泊・インバウンド・広告・放映・メディア・防犯・警備・セキュリティ・スポーツ用品などがあります。
幅広い業種の企業が関連しているのがよくわかりますね。オリンピックの需要は確実にあると考えているので株価が上昇するのもある意味当然なのかもしれません。
これだけの業種がありますが多大にオリンピック関わっている企業もあればそうでない企業もあります。「オリンピック関連銘柄」と検索すれば銘柄を紹介しているページもたくさん出てきますが、これらのオリンピック銘柄に投資をしなくてもいいと考えています。
もちろん有望だと考える銘柄があれば投資してもいいのですが、オリンピックに大きな恩恵を受ける銘柄はオリンピック熱が落ちると株価も下落しやすいと思います。そのオリンピック熱が冷めるのが業種によって違うだろうし、読み当てるのが難しいでしょう。
2020年東京オリンピックまでに仕込みたい株
それではどんな銘柄に投資すればいいでしょうか?
ここは基本に戻って「財務体質の良い企業」に投資するべきです。オリンピック需要の薄い企業に投資したとしても全体的な株価上昇に引っ張られる可能性が高いです。
もし株価が下落しても財務体質が良好であるならば安心して回復するのを待つことができます。
もうちょっと突っ込んで考えるなら「財務体質が良好で株価が落ちている銘柄」がいいですよね。もうこんな思考になってしますとオリンピックなんて関係ないと言えるかもしれないけど。
私の保有銘柄はすべて公開しているのでその中から3銘柄を紹介してみます。
1926ライト工業
四季報によると「東北が発祥の地。基礎・地盤改良・法面など特殊土木会社」とあるので今後も安定的に需要はあると考えています。自己資本率62.7%・現金>有利子負債と好財務です。
8898センチュリー21・ジャパン
知らない人はいないであろう不動産業の会社です。不動産業界については衰退していくであろうという意見もあるのですがその中でもセンチュリー21・ジャパンは残れる企業ではないかと考えています。売上高営業利益率も常に10%を超えている状況です。
7844マーベラス
情報・通信業になります。ゲーム制作会社なので浮き沈みが激しそうですが財務体質良好と判断して購入しています。昔はオリンピックに関連したゲームも発売されていましたが今ではどうなんでしょうね。最近ゲームをしないのでまったくわかりません。
株価は高値2000円からかなり下がっているのでそろそろ下げ止まるんじゃないかという淡い期待を抱いています。
日本株の2020年東京オリンピックまでのストーリー
2018年8~12月
2020年東京オリンピックに向けての仕込み時
2019年1~12月
基本的には静観
株価が大きく下落したものは購入検討
2020年1~3月
売り時
その時の状況にもよりますが私のストーリーとしてはこのように考えています。売り時といっても日本株をすべて売却するのかどうかはわかりませんが、東京オリンピックというわかりやすい目標があるので戦略としては立てやすい時期なのかなと思います。
何でもそうですが「節目」というのがあります。ひとつの流れの区切りにどう考えどう行動するのかでその後に大きな変化があらわれるということですね。
日本株についてはその「節目」が東京オリンピックなのだと考えています。投資だけに限らず数年後の未来を見据えて行動することは自分の思い描いたストーリーを実現するための大切なプロセスです。