鳥取をもっと魅力ある都市として成長させていくためには人口増加は必要不可欠な要素だと考えています。過疎化が進んだ村では衰退の一途をたどっていきます。人が生活するためには生活インフラをはじめとして様々な仕事が生まれます。
仕事が成り立つためには人が必要です。その中で革新的なイノベーションが生まれる可能性も高くなるでしょう。人口が少ないということは新たな思考が生まれることが低いと言えるでしょうから人口増加は鳥取の成長につながると考えています。
人口増加にともないサービスの向上も見込まれます。鳥取で競争力が生まれないのはある一定の水準で満足してしまうからだと感じます。
人間の欲というのはどこまでも無限に広がっていきますから、どこまでも追いかける必要はありませんがもう少し欲を出してもいいと思います。
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人口増加には移住・出生率上昇
※都道府県人口ランキング https://uub.jp/rnk/p_k.html
ご覧の通り鳥取県の人口は全国最下位となっています。面積がもっとも小さい香川県の約半分ぐらいですね。
※鳥取市公式ウェブサイト http://www.city.tottori.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
鳥取市の人口は約19万です。米子市で約15万、倉吉市で約5万ですから鳥取県では最も多い市町村ということになります。鳥取県の人口の約3割強が鳥取市に居住しています。
見出しでも示している通り、人口増加には移住・出生率上昇の2つしかないでしょう。この中で出生率上昇は現段階ではあまり期待することができません。人口が少ない上に晩婚化も進んでいます。
経済的なこともあり子供を作らないという選択をする夫婦も多いでしょう。このあたりの問題点については後日記事にします。
※鳥取県の人口構成 http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1100571/pba_20171001.pdf
鳥取県の人口ピラミッドですが多分に漏れずといいますか少子高齢化になっています。女性が子供を産むことができるのは16~45歳ぐらいでしょうか?いわゆる生産年齢人口の下半分ということになります。
16~45歳ぐらいまでの女性が全員子供を産むことはあり得ませんから人口増加に寄与する影響は微々たるものとなりほぼ影響しないと考えても差し支えないでしょう。
残る人口増加策は移住しか残りません。
移住定住増加を促すポイント
私は鳥取に移住してきましたが良い所といえばやはり自然が豊かたであり海産物が豊富という印象が強いです。海・山・川と自然にふれあえる環境は整っています。海産物にしても漁港が近くにあるので新鮮でお安いものを購入することができます。
ただ私のようにセミリタイアして移住するというのはかなりレアケースであり、上記のような背景で移住定住する人が増えるかというと絶対増えないと感じます。
移住後に就農して生活している、カフェを経営しているという田舎に来たからこんなのできたよというのはよくみますがこんなのできるのほんの一部ですからまったく当てになりません。鳥取市の移住サイトをみても移住に失敗した経験談は掲載していないのですよね。
鳥取県移住定住ポータルサイト http://furusato.tori-info.co.jp/?id=8370
移住定住するということは「生活」するということですから、まずは経済基盤が確立できるかどうかが焦点になるはずです。生活するうえで収入面では仕事をする必要がありますし、支出面では住宅コストがもっとも大きい比率になるでしょう。
また移住者の対象としては子供がいる家庭が望ましいです。一世帯で一人よりも子供がいる場合は3人以上となるのでここにしぼって移住者を優遇すれば人口は増加傾向をたどると考えています。
また子供がいて移住してきた場合は定住する確率も上がるのではないでしょうか。少なくとも移住すると決心してきたからには子供が自立できるぐらいまでは定住するでしょう。
そこで次のような政策を提案します。
小学生未満の子供がいる世帯に毎月10万支給
(子供の数に関わらない・一番上の子供が18歳まで支給)
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