深刻化する空き家問題
空き家問題という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
全国的にもこの空き家問題は深刻なこととして取り上げられています。人口減少による空き家問題もありますが田舎から都会に出て誰も住まなくなってしまった物件というのは探せがかなりの数があります。
もちろんいきなり空き家になるのではなく若い世代が都会に出て行ってしまい親世代が亡くなって空き家になるというパターンが一般的です。親世代が施設に入ったり、入院したりということでも空き家になるようです。
鳥取県でも空き家問題に取り組んでいるようですが一向に進展がみられません。
鳥取県の空き家状況
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参照:鳥取県統計課 https://www.pref.tottori.lg.jp/237768.htm
鳥取県の空き家情報は平成25年の調査によると約15%弱となっています。平成30年の調査結果はまだ先になるでしょうが個人的には空き家率は上昇しているのではないかと感じています。
鳥取県は移住候補として人気があるみたいですが移住してくる人のほとんどは空き家問題になっている空き家にはほとんど住みません。私も移住する前に検討したことがあるのですが場所が田舎すぎるんですよね。
空き家率が上昇している地域は実験都市として活用しよう
家が空き家と化し人口もどんどん減少してはいるが、ゼロではないんですよね。そういった地域が増えれば増えるほどどんどん衰退していくわけなんですけど、いっそのこと人口を集約してしまい特定の地域は空き家率100%にして自動化の実験都市として活用してはどうでしょう。
コンビニにはじまりスーパーの自動精算、自動車の自動化、遠隔医療、生活支援ロボットとの共存など日常生活における自動化できるありとあらゆるものを実験できる地域にしてしまうということです。
これらを利用するためには誰かが日常生活をしなければならないので、全国から住居費は無料として募集すれば人は集まると考えています。
あらゆることが便利になり、人間の手もかからなくなってきていますがそれでもまだまだ実用化には至っていません。安全上の問題が大きいですが検証しようにも実際にできる場所がなく研究所内で行っていることがほとんどでしょう。
実戦で役に立ってはじめて量産化できるので、その一旦を担うという意味でもありではないでしょうか。また自動化都市で生活するといっても自分で畑仕事をしたり、他の地域に出向いて働いても構いません。
このような都市に多くの人間が住むことでデータを集めるのが目的です。そしてそのデータを基に改良を重ねていけばどんどん生活の自動化は進んでいくでしょう。
空き家は百害あって一利なし
住宅は住まないと傷みがはやいといいますが、空き家になって期間が長くなればなるほど維持することすら難しくなります。人が住むことによって長持ちさせることもできます。
空き家の有効活用として自動化都市の実験地域を整備してもらいたいですね。
コメント
名案ですね。
もし実現できれば、自動運転等新システムを日本がリード出来る可能性が開けますね。
でも、自然環境が損なわれるとか訳の分からない理由をこじつけたりして野党やマスコミが反対して絶対に実現出来ないんですよね、きっと。
山中一人さん
まあ実現することはないでしょうね。
日本って世界をリードできる技術が生まれても、なんかよくわからないから規制しとうこうみたいな流れがあると思うんですよね。
PCのOSやドローン技術もそうですが、日本でも生まれているのに主導権を握れていないのはアホな規制のせいだと思ってます。
なんとなくだけど海外はとりあえずやってみようか精神が旺盛で、うまくいかなかったらまた考えればええやん的な事例が多い気がします。