鳥取県地域おこし協力隊
鳥取県内の各市町村ごとに行政が管轄する地域おこし協力隊なるものがあります。
地域おこし協力隊とは総務省の制度です。
「都会を離れて暮らしたい」「地域おこしに関わりたい」。地域おこし協力隊は都市部の人材を地域社会の新たな人材として受け入れ、地域力の充実・強化を図る取組みです。
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、生活の拠点を移した者を、地方自治体が「地域おこし協力隊員」として委嘱します。隊員は、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。引用:https://www.pref.tottori.lg.jp/242117.htm
地域おこし協力隊は鳥取県内にも数多くあるにはあるのですが、鳥取県民はほとんど知らないのではないでしょうか?
こういうのは外部の人間の方が詳しいかもしれませんが、地元の人間が知らない原因として活動が小さすぎてまったく目にとまらないからだと感じます。実際私が鳥取に来てからリアルで活動をみたことがありません。
ネット上では地域おこし協力隊になった個人のツイッターなどは目にしますが、それでもほんの一部でしょう。
鳥取県情報の個人発信
先ほどの行政管轄とは違い個人で鳥取県の情報を発信している人もいます。
とっとりずむを運営するさっけーさんがまとめてくれているのでこちらをご覧ください。
鳥取のグルメ・観光・暮らしなどを発信しているブログまとめ【随時更新】
ツイッターをはじめとする情報源をみているとそれなりに繋がりがあるようにも感じるのですが、あくまで個人で発信ということでひとつの共同体として鳥取県を盛り上げていこうという取り組みはないようです。
鳥取ネットワーク
行政にしても個人にしてもそうなのですが、一部で盛り上がっても鳥取を盛り上げる効果としては弱いと言わざるを得ません。たぶん鳥取でブログをしている、または鳥取の情報を発信しているブログを知っている人というのはほとんどいないと思います。
ネット社会と言われてはいますがアマゾンで買い物をする、旅行の予約をする、ちょっと調べ物をするといった使い方が鳥取では一般的ではないだろうか。地域情報がどうこうや個人ブログがどうこうなどはまったく興味がないように感じます。
鳥取ではまだまだネット社会というのは浸透していません。だからリアルでもっと情報発信していかないと地域活性化にはほど遠いでしょう。
そこで行政管轄の地域おこし協力隊や個人ブロガーなどが交流してネットワークを構築することでより一層活躍できるのではないでしょうか。
鳥取ネットワークでの定期的なイベントの開催
当たり前ですが現状は自分の居住地域をメインに情報発信が行われています。これはこれでいいのですが定期的に各々の地域に赴いて交流するというイベントを行ってはどうでしょう。
地域発展に関する内容なら何でもいいと思いますが、数年後の目標を決めてその達成状況を報告できるようなイベントが望ましいと考えます。イベントで一時的に盛り上がってもまったく状況が変わらないということはよくあるので、定期的に行うのであれば進捗状況を報告する一幕があった方がいいですね。
鳥取県の主要都市といえば、鳥取市・倉吉市・米子市です。この3地域を拠点として地域発展に関するイベントを行い、多くの地元民の賛同を得るように心掛けるべきでしょう。
鳥取ネットワークを最大限活用
地域発展というのは大きな事業となりますが、少人数がいくら動いてもたいした効果はなく多数でやらなければ意味がありません。地域発展すればどのようになるのかを説明して行動してくれる人数を増やす必要があります。
そこで鳥取ネットワークを最大限活用できるように、イベントに参加してくれた方には「鳥取ネットワーク」というホームページを構築して参加型のシステムにした方がいいと考えています。
顔写真と名前を登録すれば意識的にも自分のこととして捉えることができます。ホームページにログインできるパスワードはイベントごとに変更して、継続的な参加者を募るのもいいかもしれません。(鳥取市(倉吉市・米子市)でのイベントでパスワード公開→次回の鳥取市
(倉吉市・米子市) でのイベントでパスワード変更とすれば鳥取ネットワークが必要だと考えれば継続的に参加したくなるでしょう)
そこには地域発展という大きな目的もありながら、日常生活の悩みや仕事の悩み、家族・友人関係の悩みといったことを相談できるような寺子屋的なものがあってもいいでしょう。
このようなことはネットではよくみかけますが、全国の誰だかわからない人が答えるよりも同じ地域の人間が答えてくれるというちょっとした親しみがあると思います。
鳥取ネットワークで共通意識
地域発展には少数よりも多数、短期よりも長期、単発よりも継続的といった粘り強い活動が求められます。これらを達成する為には鳥取ネットワークでの共通意識強化が求められます。
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