鳥取クリエイター#12 最終回 鳥取が生き残るには観光格差







鳥取クリエイターの活動は一旦終了

2018年4月から月1回記事としてあげていた鳥取クリエイター企画ですが1年間限定としていたので今回で最終回としたいと思います。今後も気づいたことなどはブログ記事にしていきますが一応企画は終了です。

鳥取クリエイター関連の記事は記事下にある「鳥取クリエイター」のタグをクリックしてもらえればみることができます。

鳥取クリエイターの趣旨は鳥取が衰退せずに地域としてどのような取り組みを行えば、今後も成長していけるかというものでした。鳥取の魅力を発信するブログはたくさんありますが、もっとこんな風にしたらいいんじゃないかというものはあまりありませんでした。

鳥取には田舎としての魅力は多々ありますが、その魅力にこだわり続けることで時が止まってしまっている感じもあります。時が止まることにより鳥取で生活する人間の思考も止まっているように感じることがあります。

古きよきものもあることは確かですが、時代は常に変化しているので変化に対応して生きていくことも必要不可欠だと思います。

鳥取の衰退を防ぐといってもどのようにすれば防いだことになるのか?

それは人口増と経済成長にほかなりません。

住みたい田舎ランキング総合部門第1位

2019年版第7回住みたい田舎ベストランキングの総合部門で鳥取市は第1位となりました。

参照:http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1545896047560/index.html
参照:https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/926176/H29ijyuujyoukyou.pdf

人口増という観点でみると移住者が増えるというのはとてもいいことです。鳥取県全体でも大きく伸びていますし、鳥取市でも毎年数百人が移住してきているようです。このようなデータだけではありませんが情報というものには必ず何らかのバイアスがかかっているものです。

私は常々移住してきた人数も重要だが移住生活が合わずに出ていく人数も掲載して欲しいと思っているのですがこちらのデータはまったく見つかりません。おそらく把握していても公開しないのか、把握していないのかのどちらかでしょう。

ちなみに鳥取クリエイター#1でも人口増加について記事を書いています。

記事によると平成30年2月28日の鳥取市の人口は189529人です。

参照:http://www.city.tottori.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

平成31年1月31日の鳥取市の人口は188099人です。実に1430人減少しています。この減少には死亡やもともと鳥取市にいた人が何らかの事情で転出した数も含まれるので純粋に移住してきた人が移住生活が合わずに出て行ったものではありませんが、人口が減少していることは事実です。

まだまだ長い目でみていかなければなりませんが移住者増が人口増加につながるのかはかなり疑問があります。やはり人口増加には経済的支援が必要不可欠だと考えます。

関連記事:鳥取クリエイター#3 鳥取版ベーシックインカム

鳥取に経済成長を促すのは観光格差

鳥取は観光名所が多数ありますが他の地方と何か決定的に違うとろこをあげると言われるとちょっと困ってしまいます。豊かな自然やおいしい食材、歴史的文化遺産といったものは観光名所と呼ばれるところにはほとんどあるからです。

しかし観光以外で鳥取の経済成長を促すのはかなり難しいのではないかと考えています。

そこで考えついたのが観光といっても格差をつけることです。この格差をつけるというのは結果的にはそうなるのかもしれませんが他の地方と比較するのではありません。

鳥取県内での観光を庶民観光と富裕層観光に区別してはどうでしょうか。

富裕層版鳥取移住体験

あるセミナーで韓国からの富裕層を鳥取観光に連れていくときはいわゆる観光名所ではなく古びた民家や一般家庭の暮らしを体験してみたいというリクエストが多いという話を聞きました。観光名所というのは何度も何度も訪れたいと思える場所は数少ないですし、そういった人も少ないようです。

特に富裕層ともなると世界各国の観光名所を訪れていることでしょうから、鳥取の観光名所といっても何度もきたいとは思えないでしょう。鳥取のというか日本の古い民家は海外の人にはかなり人気があるようで、そこでの体験生活というのはとても感動するらしいです。

一生そういう生活はしたくないですが、ちょっとは不便な生活をしてみたいというのは富裕層だけではなく人間の欲望の片隅にあるのかもしれません。

そこで富裕層版鳥取移住体験を企画すればいいと考えます。鳥取には空き家が増えていることは「鳥取クリエイター#10 空き家問題を解決する為に実験都市を実現しよう」の記事でも書いた通りです。

村をまるごとでも一部でも空き家にしてしまい、富裕層の移住体験場所として提供することで観光促進をしていくのはいかがでしょうか。

庶民観光はレジャー促進

庶民観光はレジャー一択です。私も庶民ですが日々の生活から脱出してちょっとした日常生活と違うことをすることでかなりリフレッシュできます。富裕層と違ってちょっとしたことでも満足できるのが庶民の特権です。

最近ではグランピングといったおしゃれな体験も出てきています。鳥取だと「川で冒険しよう」「山で宝探し」「海でアスレチック」などいくらでも企画できそうですよね。そして思いっきり遊んだあとは温泉とおいしい食事が待っています。

ポイントは富裕層観光と一緒で体験型ということです。体を使って経験したことは記憶に残りやすくまた行ってみたいと思わせることでしょう。

鳥取クリエイター総括

1年間企画としてやってみましたが自分ではいろいろな発案ができて良かったなと感じます。もちろん実際に実現していくにはもっと緻密な戦略が必要ですが誰かがこういった突拍子もないことを言いださない限りずっと過去の過程を刻んでいくでしょう。

今後の鳥取が発展していくか廃れているかは鳥取県民次第です。

私も協力できることがあればしていきたいなと思います。

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