鳥取クリエイター#6 公共交通機関の活性化



田舎は車は必要と言われるけど、ここ鳥取でも一人一台という家庭も少なくありません。何故田舎に車が必要と言われるかというと公共交通機関が不便だからです。バスも1時間に2本が基本で通勤時の時間帯は3本になりますが20分に1本ということになります。

公共交通機関が発達しない要因として収益が上がらないということがあります。私は現在バス通勤ですが4~5人しかいつも乗車していません。ほぼ赤字路線だと思われます。

ただ自家用車は当たり前ですが購入費用や維持費も必要ですから給与水準の低い鳥取ではかなり負担になります。そこで今回のお題は「車社会からの脱却」はできないだろうか?というものです。

 

鳥取の車の維持費は給料の28%

新車200万を10年間で乗り換えるサイクルを繰り返すと月の維持費はどうなるでしょうか。

維持費として挙げられるのはガソリン代、車検、任意保険、冬タイヤ、メンテナンス(オイル交換・エレメント交換・ワイパー交換など)があります。

ひとつの例ですが一年間にかかる費用は次のようになります。

新車購入費用 20万

ガソリン代 12万

車検 5万(2年に一度10万)

任意保険 7万

冬タイヤ 0.6万(5年に一度3万)

メンテナンス 2万

合計46.6万となり年間約50万(月4.2万)の支出となります。

鳥取の平均的な給料は手取りで月15万程度なので実に28%が車の費用となります。

 

車の費用をカットすることで生活にゆとりを作る

田舎で地方活性化ということが叫ばれていますがなかなか活性化するということがありません。うまく行っているケースもあるんでしょうがほとんどは軌道に乗っていないものばかりでしょう。うまくいかない原因のひとつが生活費以外にお金を回す余力がないと考えられます。

先ほどの車費用と住居費を加えればほとんどの人は給料の50%程度を失うのではないでしょうか。そこから食費、光熱費と絶対に必要なものを削っていくとほとんどお金が残ることはありません。

そうすると田舎の活性化ということはとてもじゃないけど現実にはなりそうもないですね。しかし年間約50万の支出を圧縮できればもっと地域活性化につながると考えます。

 

車社会の脱却は公共交通機関の充実が必要

いわゆる公共交通機関の代表である電車やバスですが都会に比べるとびっくりするぐらい本数が少ないです。これでは利用しようにも使い勝手が悪すぎて誰も利用しないと考えられます。

電車についてですが見た感じいつも3~4両編成のものが多く走っているのですが乗客はまばらです。いっそのこと1両編成にしてみたらどうかと思います。通勤時などは2両編成でも構いません。たいして乗らない乗客のために余分な車両は必要ないでしょう。

ただし運行本数を1.5~2倍にすれば利便性はあがります。コスト面はよくわかりませんが利便性を考えると本数がいいのは間違いないでしょう。

 

バスについてですが、これは主要観光地巡回バスと通勤時間帯以外は廃止でいいでしょう。現状は本数少ない、乗客少ないの状態でほとんど役に立っていないと思われます。鳥取はやっぱり観光地だと思うのは平日でも観光客っぽい人が常にいるんですよね。また観光地には比較的多くの人が訪れますのでバスが最適です。

通勤時は本数を増加してもいいですね。

 

タクシーについてはバスが主要観光地と通勤時以外走行しなくなると日中の時間がぽっかりとあいてしまいます。ここにタクシーを当て込みます。今でもそうですがタクシーは電話1本で駆けつけてくれるので大変助かります。

 

各公共機関の料金設定

車を持たない世帯は通常料金の半額

車を持つ世帯は通常料金の1.5倍

4人家族などになれば車に乗らずに公共交通機関を利用する人が出てくると思うので、採算はとれるんじゃないかな。

車を持つ持たない世帯は月間でマイナンバー管理でもすればいいと思います。

 

電車・バス・タクシーは一企業が運営

複数企業が運営すると競争原理が働きますが、電車・バス・タクシーという公共交通機関については一企業が運営する方が客の取り合いをすることなくうまく運営できると考えます。

 

公共交通機関の活性化は地方が元気になるひとつの過程

理想がいくら高くて素晴らしくてもやはり先立つものは資金です。その資金を捻出するために車社会から脱却していくことが地方が元気になるひとつの方法ではないでしょうか!?

コメント

  1. pin より:

    福島県郡山市在住(人口約30万)です。
    クルマばかりで、バスも電車も全く乗らないです。
    乗り方もわからないです。
    東京に行った時とか電車に乗ると楽しいですが
    田舎だとみんなクルマあるし難しいと思います。

    • pinさん
      現実的にはかなり難しいですよね。
      車の利便性を実感してしまうと車を手放すのはさらに難易度が高くなります。

      ただ車のコストはばかにならないので、自治体ぐるみで取り組めることができれば可能性はあるかもしれません。

  2. JET より:

    群馬県の地方都市在住ですが、
    この車(依存)社会からの脱却と地方活性化にはとても関心があります。
    地方では急に車を手放すことは難しいですがその利用頻度を減らして
    少しでも公共交通機関に移行するような仕組みづくりが必要だと思います。

    ガソリン消費には(揮発油税に替わって)CO2税などそれなりの税額を徴収し
    それを公共交通機関の運営資金にまわすとか
    市街地市域の駐車場から税金徴収するとか
    車道を狭くしてその分歩道や自転車道を広くするとか、、、

    • JETさん
      若者の車離れといいますがレンタカーを借りる若者は多いと感じます。つまり旅行などでは車は使っても交通機関が発達している都市ではさして必須ではないと考えられます。
      公共交通機関が発達すると街の活性化は一気に進むと思うので、モデルケースとしてもありだと思います。

      方法はJETさんのように声をあげてくれる人が増えれば増えるほど、増加するので多くの人で考えれば何かいい案が出るかもしれないけど既存のシステムを変えていくことはかなり難しいというのが現状ですね。