鳥取クリエイター#9 社会で戦える知識を身に着ける




日本の義務教育は大変すばらしいシステムであり、有意義な取り組みであると認識していますが社会で戦える知識や知恵を学ぶことができるのかと考えると不安要素が大きいと感じることもあります。

義務教育いや高校・大学を含める教育機関では社会の実態をほとんど教えることができていないという認識があります。私が小学生だった時代と今の小学生の教育というものは内容が多少異なっているでしょうが根本的には変わらない印象を受けます。

根本的にはというのは机上の空論ばかりで社会に出たときにギャップが大きく対応しにくいということです。

そこで社会に出るための専門学校を創設することを提案します。

 




教育機関の限界

日本は義務教育のおかげで文字の読み書きや簡単な計算ができない成人はほとんどいないと言っていいでしょう。社会に出てこれらが出来ないと致命的です。しかし若者の離職率はとても高い数字となっています。

つまり社会に出て仕事ができるスキルの一旦は担っているものの、社会に適応するスキルは低いのではないでしょうか。

参照:新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html

 

こちらは厚生労働省のデータですが3年以内に離職する割合は30%以上になっています。特筆すべきは中学卒の離職率がとびぬけて高いことです。これは年齢的なこともありますが世の中の仕組みや現実を知らなかったことが原因ではないだろうかと推測します。

 

社会に適応するには柔軟な対応力が必要

教育機関の限界はやはり世の中の真実を伝えることができないということでしょう。日本の教育機関の役割は従順な労働者を生産することと言っても差し支えないと考えています。そうすると労働者にとって都合の悪いことは知らせません。

最近ではネットの発達もあり個々に様々な情報にアクセスすることができますが自分の知識として習得し役立てることができる割合は少ないと考えられます。先ほどの離職率のこともありますがやはり他人事として捉えていることが多いのでしょう。

柔軟な対応が必要とはいえ、その方法を知らなければまったく意味がありません。社会に出てからのパワハラ・セクハラ・モラハラなどのハラスメントをはじめ理不尽なことが数多くある中でそれらが自分に起こった時にどのようにすればいいのかがわからない場合が多いと思います。

ネット検索をすればこれらの対応も出てきますが、所詮デジタルデータのやりとりというか、これこそ机上の空論ではないかと思えるものもたくさんあり実践しようとすれば弊害が出る可能性もあると感じます。

そこでアナログではありますが、事例を踏まえて人から人へ伝えることが最も自分の知識と知恵になりやすく柔軟な対応が可能になると考えます。

 

世の中には差別やいじめといったことが頻繁におこります

「世の中には差別やいじめが日常的にあるので注意してください」ということは教育機関では教えないでしょう。基本的にはそういうものがない前提で進んでいきますよね。これを言ってしまうと先生も生徒によって差別するんですか?と聞かれたときに答えようがありません。

仮にそういう質問があっても「先生は差別なんてしません」と答える以外にありませんからね。でも現実は人間である限り何かしらの差はつけていることでしょう。

差別やいじめといってもその状況は多種多彩であり一概にこうしようという模範的回答はありません。また社会に出てからもっとも感じやすいのは理不尽な状況が毎日起こったりすることです。

そうするとそこから逃げ出すように離職することも理解できます。

 

無知で社会にでない為の専門学校

人間は経験することにより学ぶことができ、対応することもできます。しかし社会に出る前の状態では圧倒的に経験値が不足しています。経験を増やそうといっても一人の人間が一時に多くのことを体験することは不可能なので疑似的に体験して、自分が困った時に活かせるような教育をした方が良いと考えています。

 

無知で社会にでない為の専門学校カリキュラム

最低限の法律を知る

社会に出るとは一般的に働くことを意味すると考えています。もちろん他の選択肢もありますが大部分はサラリーマンという選択をする以外にないでしょう。そう考えたときに働く上で最低限の法律知識はあった方がいいです。

労働基準法ですね。

厚生労働省に「知って役立つ労働法」という資料があるので読んでおいて損はないでしょう。

参照:知って役立つ労働法 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000044295.pdf#search=’%E5%83%8D%E3%81%8F+%E6%B3%95%E5%BE%8B’

 

トラブル(〇〇ハラスメントなど)対策

無知で社会にでない為の専門学校の売りはこれになりますね。

・実際に体験した人に講師を依頼

事の発端から結末までの対応を聞くことはとても役に立つことでしょう。直にあって対話することができれば望ましいですが、ネットを通じてのビデオ通話でも問題ないでしょう。文字だけの情報よりもリアルタイムで会話することでより身になると考えます。

トラブルと言っても無数にあるわけで、カテゴリーを分けてデータベース化していけば大きな財産になると考えられます。

 

お金の基礎知識と投資の重要性

日本ではお金の教育はまったくと言っていいほど実践されていません。お金ほど生きることに密接しているものはないのに無知で荒波に突っ込んでいくことはほとんど自殺行為だと考えています。

またサラリーマンは年末調整で税制についても無頓着です。納税の義務ということもありますがこちらは納税ばかりに焦点があたっていて節税教育はゼロですよね。

また投資ということに関しても教育はまったく行われていないのが現状です。

お金を有効に活用するためには投資と税金の話は切っても切れない関係になりますので、自分で稼いだお金をどのように使用すれば自分の描いた未来につながるのかを教育していくべきでしょう。

お金に関していえば知識と知っていれば、あとは実行するかしないかだけの違いになりますので基本的部分をおさえておけば問題なしと言えると考えています。

簡単にいえば、お金を稼いで節約して投資をするということですね。

 

無知で社会にでない為の専門学校の醍醐味

様々な疑似体験や知識を得ても実際に実行できなければ何の意味もありません。しかしその場の雰囲気で言い出せなかったということは往々にしてあります。

これは何か自分が間違ったことをしているという不安感や周りとは違った考えを持っているという不安感があるために起こるのではないかと感じるのですが、その根源は自分の知識不足や経験不足からくるのではないでしょうか。

無知で社会にでない為の専門学校の醍醐味は自分のゆるぎない基礎の手助けをすることにあります。

コメント

  1. 山中 一人 より:

    15歳でも世の中が解ってる人もいれば、40過ぎても分からない人もいる等、これだけの情報化社会においても生きる知恵の格差は非常に大きいです。

    仰る通り日本の教育機関では都合の悪い事は教えませんので、各自で勉強するしかないですね。

    本当は親が教えるべきなのですが、得てしておバカさんの親もそうであるので、無知は連鎖していくのでしょうねぇ。

    • 山中一人さん
      遺伝ではないですが親の考え方の影響は子供に大きなインパクトを与えます。
      これについては、また記事にしたいことがあります。

      どれだけ不都合な真実に目を向けることができるかによって得る情報も違ってきますよね。
      どのような時に気づくかはわかりませんが、私の場合は書籍でした。

      今だとネットと言いたいところですが、ネットの情報は多すぎることと玉石混交なので最初の一歩としては判断が難しくなりそうだなと感じます。