4回にわたり移住体験をつづってきましたが今回を最後としてまとめてみたいと思います。
10日間の移住体験でわかったこと
人のありがたみややさしさを知るアクシデント
移住初日のことになるのですが電気自動車の充電、エアコン2台使用、レンジ使用でブレーカーが落ちてしまったのですが通常家の中にブレーカーを上げるところがあると思うのですがそれらしきところを見てもまったく異常がない状態になっているのです。
家の中のブレーカーのスイッチが全部ONになっているのにまったく電気はつかなくなったので至急、管理者の方に連絡したのですがすぐに駆け付けてくれました。しかしブレーカーは異常なくひょっとして外にブレーカーがあるんじゃない?ということで家から伸びている線を辿ると電信柱につながれていました。
電信柱の下の方にブレーカーがあると思われるボックスがあったのですが鍵がないので開けることができません。担当者の方もさすがに鍵は持っておらずどうしようかと思っているときに知り合いあの方にかたっぱしから連絡してくれたのです。(もちろん移住体験の関係者ではありません)
そして工務店の社長が登場しました。何でも共通の鍵があるらしくてボックスを開けることができました。ボックスを開けると案の定ブレーカーが落ちておりONにすると無事に復旧できました。
その後、調べた結果わかったのですが電気自動車の充電が家の電力の2/3を消費するということで落ちて当然という感じでした。(今後は改善するとのことです)
移住したのが夏場だったので停電のままだったら汗ダラダラで寝ることになったことでしょう。いくら管理担当者だからといってすぐにこれないこともあるわけで本当に助かりました。そして人脈を活かしてブレーカーを上げてくれたときは、ほっとしました。
人間って自分がピンチのときは本当に人のありがたさややさしさにふれるんだなと感じました。普段、当たり前のことでも必ず人の手が加わって自分の生活がなりたっています。そういう気持ちを忘れちゃいけないなと思う出来事でした。
人がやさしく、交通量が少なく渋滞知らず
移住体験という制度を利用しているから担当者などはやさしくというか丁寧に説明してくれたりして嫌な気分ひとつありませんでした。でもそういうことを知らない、食事をしたお店の人もやさしんですよね。
例えばここの観光に行きたいんだけどというと、ここの駐車場が近いよとかあそこの店はおいしいから寄りなさいとかいろいろと教えてくれるんです。この辺が田舎は親切だなと感じました。田舎はよそ者を受け付けないという印象が強かったのですがそうでもないのかなと思いました。
鳥取移住で痛感したのはどこにいくにも遠いということです。ちょっと行くにも50kmとか普通なんですよね。都会で50kmって結構移動しているイメージですが田舎の場合はほんとに山、川、田んぼ、畑の景色が続くのであんまり走ったという感触がなくてもかなり距離は走ってるんです。
だから田舎は車が必須というのがよくわかりました。車のレンタルやシェアなどももちろんあるんですがそこまで行くのに車がないといけないんですよ。
また鳥取は海が近いので魚がおいしいくて安いです。かろいちなどにいくとめちゃくちゃ安く売ってるんですよね。都会じゃあり得ない値段です。そしてとても新鮮です。スーパーに並んでいる魚と比べ物にならないほど鮮度が抜群です。
車でずっと移動していたのですがたぶん人口が少ないからだろうけど道がいつも空いているんです。渋滞というのもほとんどなく走ることができます。そしてどこにいってもほとんど駐車場代が無料なんです。いろんなとこに転勤して妻が言ったのは駐車場ってお金いるの?でした。駐車スペースにしても1台の幅が広めで止めやすいです。
全体的に給料が低い
移住すると言っても十分な資金があって移住する人ばかりではありません。仕事を探す人もいるでしょうが正直、給料は低いです。これは鳥取全体でそういう傾向があるようですね。共働きが多いというのもうなずけます。
ただ仕事がないかというそうでもなく、選り好みしなければ見つかると感じました。しかし移住して仕事ばかりに明け暮れては何のために移住したのかわからないのでやはりアルバイトぐらいで生活できるの資金を準備して移住するのがいいかなと思いました。
移住するかどうかの判断は自分の気持ち次第
人がやさしいとか給料が低いとか言いましたが実際に移住するかどうかは自分がここに住んでみたいなと思えるかどうかです。肌にあ合わないということもあるのでいきなり移住するのではなく移住体験という制度を利用することは強くおすすめします。
最後に絶景の景色 鳥取ブルーの画像を載せておきます!
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