鳥取は地方創生して生き残ることができるか!?




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鳥取に移住してきた当初は地方創生にも関心があり、いくつかの記事を書いていました。最後の記事は2019年3月となっており2年が経過して地方創生をもう一度考えてみたくなりました。

過去記事は次になります。

2018年4月から鳥取クリエイターとして活動します

鳥取クリエイター#1 人口増加

鳥取クリエイター#2 多様な生き方

鳥取クリエイター#3 鳥取版ベーシックインカム

鳥取クリエイター#4 金融大国鳥取

鳥取クリエイター#5 観光客増加作戦

鳥取クリエイター#6 公共交通機関の活性化

鳥取クリエイター#7 街の活性化と整備

鳥取クリエイター#8 ピンポイント支援制度

鳥取クリエイター#9 社会で戦える知識を身に着ける

鳥取クリエイター#10 空き家問題を解決する為に実験都市を実現しよう

鳥取クリエイター#11 鳥取ネットワーク

鳥取クリエイター#12 最終回 鳥取が生き残るには観光格差




地方の景気が苦しい理由は人口減

投資をしたりしている人は人口増の国に投資をした方が良いということを聞いたことがあると思います。地方活性化にもこれは当てはまり人口が減少していく場所ではすべての産業が衰退していくと考えています。

これは東京や大阪といった主要都市と比較するとよくわかります。人が集まるにはそれなりに理由があります。給料が高い、興味がわくイベントがある、多様な商業施設がある等人が楽しめ環境が揃っています。

地方でも地方なりの楽しさがあると思いますがそこに人が集まらない以上その楽しさと言うのは独りよがりであり、多くの人には受け入れられないものなんでしょう。

それでは何故人口減少が起こるのでしょうか?

私が考えるに次のような要因ではないでしょうか。

・給料が安い仕事がほとんどである

・能力のある若者は都会へ出る

・能力のない者が残る

・人口減少及び能力のない者が多くなりまともな産業が育たない

現在は移住者も増加しているようでかろうじて人口減少に歯止めがかかっている感じでしょうか。しかし最も活躍して欲し世代20~40代はどんどん都会に出て行っていると思うんですよね。

出典:鳥取県 https://www.pref.tottori.lg.jp/289262.htm

どう考えてもじり貧にしか思えません。自然動態での減少は避けられませんから県外への流出減少と県外からの流入増加をしなければ人口は増加していかないでしょう。

それではどうすれば人口減少を防ぐことができるでしょうか。

Iターン・Uターンの地方移住を促進させる産業を確立

何だかんだ言って生活する為にはどうしてもお金が必要なんです。地方は生活費があまりかからないという意見もありますが実際に私は移住してきてもそういったことを感じられません。

どちらかと言えば競争原理が働く都会の方が生活コストは低くなるんじゃないかという感じがしています。地方都市といってももっと山奥のいわゆる本当の田舎だけで自給自足的な生活なら生活コストは安くなるかもしれませんが好き好んでそういう場所に行く移住者はかなり少ないと思います。

そういった人もいないくはないですが実際に極少なのは現実が示していますから人口増にはつながらないでしょう。

産業を確立させるためには企業や大学の誘致、観光の活性化、交通機関の整備などが考えられます。

企業の誘致についてはいくつかそういった事例もあります。ただここで問題なのは働く場所は増えても給料が高くなることはないということなんです。

例えば企業が地方で工場を作ったとしても賃金はその地方に見合ったものに合わせてくるので都会とまったく同じ仕事内容であっても賃金は地方基準になります。

露骨に言えば安い労働力として海外からの作業員を調達している企業がありますよね。そういったことの国内版だということです。しかし最近では工場での作業は外国人が多いらしく日本人は減少している傾向にあるようです。

観光の活性化ですがこれは産業確立に一番期待したいですがどの地方も同じように観光を活性化させるために努力していますから差別化が難しいでしょう。

交通機関の整備では鳥取では鳥取道や山陰道が出来たので関西方面からは以前に比べるとかなり快適に来れるようになりました。しかし向こうから簡単に来れるということはこちらからも簡単に出ていけるということを意味しますから微妙な気はしますね。

産業が確立するために企業や大学の誘致、観光の活性化、交通機関の整備を挙げましたがこれらが整っても最大の問題が残っています。

それはその地方でなければならない理由です。

例えば鳥取でなければ成り立たないような条件がなければ他の地方でもできるので差別化にならないですよね。差別化ができないということは地方の魅力としては薄いわけです。

はっきり言ってしまえば都会よりも魅力がある何かが産業として成長しなければ人口減少は止められないでしょう。

ここまで書いてきた感じたのはそりゃ地方で公務員の人気が高いのは当然だろうなということです。どんどん賃金を落とされブラック企業化されそうな民間企業では働きたくないでしょう。

人口減少が避けられない地方の生き残り方

人口減少が避けられないのならいっそのことそれを利用して生活圏を集約してはどうでしょうか。

鳥取クリエイター#10 空き家問題を解決する為に実験都市を実現しようの記事では実験都市を作ろうという内容を書きましたが、そこからもっと進化させて地方の都市部である駅周辺に集まって生活することでコンパクトシティーを成立させるということです。

生活圏が限定されることにより行政や企業のランニングコストも減少できるはずです。このように集約することで疑似的な都会を作り出すことはできるでしょう。そうすれば車社会からの脱却で電車・バス・タクシーなどの交通網もより発展すると考えています。

中心部に人が集まり過疎化した地域は行政が整備して有効化できそうなことに使うのもいいし、自然に戻すというのもいいと思います。

地方創生の本当の闇

鳥取クリエイターシリーズをはじめ、今回の記事でも地方創生について考えてみましたが真剣にやろうと思えば可能だと考えています。

しかし地方ってだいたい利己的な権力者が多いんですよね。何かを決めるにしてもその人たちの了承がない限り話が前に進まないのが実情です。特に目新しい変化に対する抵抗が半端ない気がするのです。

そんなこんなで私としては鳥取を含め地方創生はかなり困難だと考えています。

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